[スマトラ アチェ地震被災者のためのチャリティエキジビィション]

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｍａｒｙ Nothmore 企画　



手紙で案内があったので

Ｓｅｎｉｗａｔｉ galleryに問い合わせてみると

今回のチャリティエキジビィションは外資系のホテルでするという。

展示風景を撮影しよう

と、そのホテルが決まるのを待っていた。


そろそろ展示会場が決まったころかな、と思いスタッフにきいてみると、

私の絵は 売れてしまって、もうないという。

ノルウェイから来た女性が、

雨の降るなか銀行に走り資金を調達し、買っていったらしい。

雨の中、大きなバッグを持ってレインコート姿で 歩いてきたことが、

スタッフにとって印象に残っているみたいだった。

Ｓｅｎｉｗａｔｉ galleryでの出来事。


ホテルへはこの展示のあと持っていくそうだ。

日程がはっきりしなかったよう。

こんなときは、

こんなところだから、こんな私でもいられるのだろう

と、思うようにしている。

おおらかでよろしい。


私の絵がないＳｅｎｉｗａｔｉ gallery取材になってしまった。

いまはもう ノルウェイに ある絵
［Higan]　Miyajima Noriko

チャリティエキジビィションのための作品
私の絵は このコーナーに展示してあった。

Ｓｅｎｉｗａｔｉ gallery は日本でいうNPOのようなもので、飾り気のない簡素な室内になっている。
ふつうのお宅におじゃましているような感じで見ることが出来る。

テラスのような部屋で

「ふつうの家みたいで気に入る人が多い」 とスタッフは言っていた。

この日、企画者のＭａｒｙ Nothmoreさんは留守。
Ｍａｒｙ Nothmoreさんの夫のAbdul Aziz氏は
ジャワからこのバリ島に移り住んだ著名な画家だった。
Ｍａｒｙさんはイギリス出身でクリスチャンと思っていたが
Aziz氏の信仰するイスラムの民族衣装を着て
バリ島テロ事件のセレモニィに参加しているのを見かけた。
このテロ事件はイスラム教とキリスト教の問題から起こされたものなので感慨深かった。
Aziz氏はバリ島テロ事件の数ヶ月前に亡くなり、このことは知らない。

SHOPのコーナー　 いろんな書籍といっしょに 私の作品集も２冊あります。

私の絵の前で スタッフといっしょに

Ｓｅｎｉｗａｔｉ gallery の前で記念の撮影をして帰りました。

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