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からの続きです↓
2日目 志々島
四国本土多度津の近く詫間港から船で北方およそ6キロメートルの沖合に浮かぶ、
周囲3.8キロメートル、面積0.74平方キロメートルの小島
塩飽諸島の最も端の島のひとつ。
両墓制を採用し。埋墓群は海岸にあり、小さな小人の住まいのようになっている。
最盛期は200戸、1000人が住んでいた。
最盛期には100軒以上の農家が仏花として使われる
小菊、ストック、除虫菊マーガレット、キンセンカなどを栽培していた。
2014年ですべての花栽培は終了してしまったようだ。
現在は島の人口いは19人に激減してしまっている。
6月7日 天気予報は雨がちだったが
なんと朝起きると雨も止んで、雲間に太陽が!
そして、ゆったり朝食を取って
志々島への連絡船の乗り場へ小手寅さんの風天号で直行。
しかし、なんと現場に近づいてから連絡線乗り場がわからず
うろうろしているうちに連絡船は無常にも出ていってしまった(T0T)
大通りからの角に船着場の案内板がないので場所わかりにくすぎ(▼皿▼#)
丸亀・多度津方面からですと、
まず、船着場が近づくとマリーンウェーブという大きな文化施設が見えてくる。
その交差点に大きな「多田病院」と老人介護施設「白寿の杜」が見えるはず。
その多田病院看板を海の方に曲がっていくとすぐ左に大きく白い船着場が見える。
船着場の横に老人介護施設「白寿の森」がある。
その前が連絡船に乗る時の駐車場。
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で、ここで、帰りに亜矢ちゃんの涙の別れを
再現するために夕方に予約を入れておいた
「いせや」さんに朝もお願いすることに。
電話を入れると快く引き受けてくださった。
待つこと20分
速攻で、詫間 宮ノ下の船着場まで飛ばして着てくださった。
結局
連絡線との差額は一人当たり
たったの千円ほどだったので
こちらで正解(=⌒▽⌒=)
そしてなによりも
海の上のロケをしっかり撮影できたのは
チャーター海上タクシーならではの特権だった。
動画 助っ人海上タクシーいせやさん登場!
https://youtu.be/wNVi093FWPA
これは超導入部分。
満男と地元のおばちゃんエキストラの方(高島孝子さん)が
瀬戸内名産のワタリカニを獲っているところです。
ここいうところは海の上なので無理して高羽アングルを探さないで下さいね。
船の上で立ったりすると危険。
海の上ゆえ、地図上でのピンポイントは難しいが
海上タクシーの航路の中に入っているので
志々島へ行く途中で注意して観察すると見つけることができる。
世界初登頂 どんぴしゃ。
これも世界初登頂
どんぴしゃの風景。
撮影に協力し、よね子おばちゃん役をこなしてくださった高島孝子さん
実は本編の満男船の方向は志々島へは行かないで
逆に四国本土に行っていることがわかった。
撮影時のトリック
動画 https://youtu.be/5YPOAF6mljc
これも世界初登頂 どんぴしゃ高羽アングル。
このあたりは、志々島方向とは逆方向に船が進んでいる。
ロケ探しに慣れてないとなかなか見つからないので、危ないし、
高羽アングルを狙うにはけっこう事前準備や勘や時間もかかる。
チャーター船は小さなサイズなのでけっこう左右の人の移動バランスが難しく危険なのだ。
船上動画
https://youtu.be/HcgCuGBgQqM
志々島が見えてくるこの導入部分は
なかなか感動的。
この写真はきっとみなさんも連絡船から撮影できる写真。
島々の撮影と話に夢中になっている間にかなり志々島に近づいてしまい、
いせやさんの船長さんにお願いして少し戻っていただいて、
もう一度この志々島遠望を撮影しなおさせていただきました。^^;ゞ
チャーターでよかった〜〜〜
まあ、人間やる気ですわ((((^^;
いせやさんの船長さんには、いろいろなお話も聞かせてもらった。
なぜ山田監督が志々島を選んだのかなどなど^^
あの志々島にある小さな小さな両墓制の埋墓群の方が気に入って、
ここをロケ地にしようとしたそうだ。
私の田舎の三重県も含め、
土葬中心の近畿には多かった両墓制の墓地が、
ここ瀬戸内塩飽諸島付近の志々島にも存在する。
埋め墓の上に霊屋を建てるという特徴があり、
山田監督はその小さな小人の家のような霊屋が気に入ったようだった。
全身唐草模様で凝り凝りのいせやさんの船長さん^^;
いせやさんの船長さんの証言動画
https://youtu.be/8EM0XrVSz8A
さて、志々島全カットロケ地地図はこうなっている。↓
基本は演技場所とした。風景描写だけの場合は時にはカメラ位置とした。
さあ、志々島上陸!
天気予報(小雨)は・・・外れた( ̄∇ ̄;)
もちろん寅もここで降りていった。神戸さんシリーズ初登場!
寅の向こうに見えていた風景
おばあちゃんの立ち姿が決まっている この船着場への道
船着場へ行くまでの道からの夕暮れ風景も
本編で金比羅帰りの直後シーンでチラッとだが出てきた。
山田組の人この案内図うまく作ったよなあ〜〜
っていうか、
これじゃ観光案内図になってないと思うんだが・・^^;
看板があった塀はなくなってしまっているが、下の石垣は健在。
「おまわりさん」
「はい」
「この島に泥棒いないかい?」
「いません」
「ごくろうさん」
お巡りさん、この50人余りの島に常時勤務していると言う無理な設定^^;
花壇にはかわいい案山子が
ここから、隣の小さな村にまず向かっていくことにする。
なんせそこは、あの亀井おばあちゃんの家がある可能性が高いからだ。
もちろん歩いていく最中もロケ地だらけ^^;
まずは寅が村のエキストラであるふさ子おばあちゃんと挨拶して
歩いていた道が曲がっている場所
続く