特報!!
寅が電話する大分県日田は実は神奈川県の小田原付近だった!!
現地実地調査完結編
誰もがこの赤電話は大分県日田だと思っていたのだが・・・・
どうしても見つけることができなかった。
そこで寅福さんが本編映像のある文字から分析して
神奈川県小田原地区だと発見されたのは前回記述した通り。
2018年8月7日 バリ島から号外!!
第43作「寅次郎の休日」
あの赤電話シーンは九州日田ではなく
なんと神奈川県だった!!序曲
そして今回2018年10月22日
絵画制作を半日だけ休みにして寅福さんと現地へ向かった!!
それでは、寅福さんはいったいあの映像の中の
なにをヒントにされたのだろうか。
下の画像(店内)を見ていただきたい。
お酒(おそらく小さめの酒、カップ酒)の箱が見える↓
漢字で「酒匂川」もしくは「酒旬川」 と・・・
真ん中の漢字は『匂』『旬』と読める ひらがなで「さか・・・・」
検索してみると
酒匂川(さかわ川)
富士山の東麓と丹沢山地の西南部を主な源流とし、
JR東海の御殿場線と並走するように流れ、
丹沢山地と箱根山の間を抜け足柄平野を南下、小田原市で相模湾へと注ぐ。
と、川の名前が出てきた!!
それも神奈川県!!
もうちょっとつぎつぎに検索を続けていくと
このようなブログが見つかった。
↓
このカップ酒があの箱に入っていたのは間違いない!!
足柄上郡・・・・
石井醸造さんは足柄上郡にある。
寅福さんはその後もいろいろ検索し、「小田原酒販協同組合」を発見!
そしてそこには「組合員紹介」がずらーーーっと。
その「組合員紹介」より探すこと数件目に見つけたのが
最初のGoogleストリートビューのこの杉山商店(酒店)だった。↓
神奈川県南足柄市矢倉沢949だったのだ!!
ストリートビュー画像
ストリートビュー&ピンポイント位置 https://goo.gl/maps/rc7CHSeE3Hu
少し高いところから撮影↓
そして10月22日
小田原で待ち合わせをし、レンタカーを借りて、遂に二人で現地到達!!
まずは・・・・一脚を伸ばして撮影した↓
本編撮影時より晴天だった。これが決定的な高羽アングル!!
杉山さんのお店は、先代のお父様が止められてからは何十年も閉じられていた。
無理を言ってシャッターを開けていただいた。
前の道が、道幅や曲がり方が変わった時に新しくなって、それゆえに店の中からの撮影はあまり意味がなくなってしまった。↓
新しくなった杉山商店さんは、バス道を広くした関係で、撮影時よりやや右にずれていた。
近所の方も道が広がったことを証言してくださった。
今のお店の入り口を考えると・・・このあたりと勘違いしてしまうが・・・・
本当は・・・赤電話があったのは、かなり現在の道寄りで、上記の図のように
この写真のプロパンガスと自販機の間あたりになる。
証言をしてくださったお二人。
寅福さんの横は杉山商店の杉山さん。その右はご近所の杉山さん。そして私。 このあたりは杉山姓が多いのだそうだ。
山田監督たちは午前中から夕方まで杉山商店さんを使って何度も撮り直したそうだ。
渥美さんはこのころは病気が進行して行き、
疲れることが多く、杉山さんの家で寝て休息していたそうだ。
杉山商店さんへのインタビュー2つ
https://youtu.be/9J43MxBRlNg
https://youtu.be/ffWAEPN3RFo
ところで、この直後店を出た寅は田舎道を下って行く。
寅の後姿の場所はこの作品の中で最も大事な場所。あの空気感は美しかった。
この美しい寅の後姿風景は数年前に見つかっている。
もちろん大分の日田である。
それゆえ赤電話のシーンは当然『日田』だと思っていたわけだ。
これは、わが友龍野の「小手寅さん」が、
彼のHPの読者さんからの情報で「初登頂」された時の写真↓ この時も歴史的な発見だった。
上にも書いたが日田市小野地区。
山は、上記の神奈川の矢倉岳に似ている。ここがトリックだったのだ!
ストリートビューでは 場所はここ↓ 日田市小野4194
と、いうことは・・・
あの赤電話の店はその直前のシーンだから
当然その小野地区の中にあるはず・・・。
そして当事、僕もロケ地調査の天才寅福さんもストリートビューで散々巡り、
なんとか似ている店を見つけたのがこれ↓
あの寅の後姿から坂を下りて行って、その後北上してしばらく歩くとこの風景。↓
このストリートビューが小野地区の付近では一番あの店に似ているのだが・・・・↓
ここではないと断定した。
それは、右に見える店の引き戸の部分や、
山の形はあの本編の日田の山と似ていても、山の位置が全く違うことが一番大きな理由だった。
よく見たら、山の形自体もさほど似ていない・・・・┐(´-`)┌
このように↑ちょっとまぎらわしい風景があったゆえに真実の発見が遅れに遅れてしまったわけだ。
今や私たちは真実に到達した満足感で満ち足りている。
寅福さんの同じ話題のブログリンク↓
https://love.ap.teacup.com/torafuku/210.html
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