男はつらいよ/予告篇集

― もうひとつの物語 ―.

No.9



寅次郎わが道をゆく
第21作 









さて今回は第21作「寅次郎わが道を行く」の予告篇である。


この第21作「寅次郎わが道を行く」は私にとってSKDでも紅奈々子でもなく、留吉である(^^;)
武田鉄矢さんがとても生き生きとスクリーンの中で駆けずり回っていた。SKDも奈々子も華やかでいいが、
やはり田の原温泉で寅を慕い、いつも女性にふられて続けているあのどんくさい留吉が抱腹絶倒だ。レビューの
キップを買う時に「男子1枚」という留吉が好きである。寅の反省という文字を見て「力強い見事なタッチですよ!」と
さくらに言いきった留吉も好きである。
そして牛を飼っていた岡本茉利さんのきつ〜い一言がなぜか頭に残っている。

「あの人は私に夢と希望ば与えてくれた、あんたなにくれた!?」は凄いパンチだった(^^;)




                




田の原温泉で深く反省をした寅が、めずらしくとらやを手伝い、人々の尊敬を勝ち取る寸前まで来て、
例のごとくマドンナ奈々子の登場。そして目がハートになった寅はレビュー通いが始まる。
啖呵バイもレビューの近くでするくらい入れ込んでしまう。

このマドンナ奈々子は寅のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。さくら以外で寅のことを「お兄ちゃん」と
呼ぶ女性は奈々子だけである。奈々子のテンションはいつも高い。そしてその舞台も実に
エネルギッシュだ。とらやの最初の訪問の時からもう、凄いテンションが高くて隣の寅もその
表情をつい真似したくなるくらいにハイだ。その時の奈々子の顔真似をし続ける寅のおとぼけ、
この緩急が予告編のメイン(^^;)

渥美さんはこういうギャグをさせると他の追随を許さないくらい絵になる。


レビューの華やかさと寅の顔真似をご堪能ください。


それでは始まり〜







松竹富士山のときからすでに
ラインダンスの軽快な音楽




                  





いきなりSKDがラインダンスを踊っている。

派手〜〜!!ヽ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄;)ノ


軽快な音楽




                  






男(赤)はつらいよ(黄)
寅次郎わが道を行く予告篇(白)映倫




                  





踊り子たちが一斉に前へ出る。


クレジット 
シリーズ最新第21作





                  





クレジット 山田洋次監督作品



前半部分で監督のクレジットが出るのは珍しい!レビューの艶やかさと山田監督の
取り合わせは、なんだか不思議な気分。





                  




またまた派手〜〜!!ヽ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄;)ノ





                  










九州 熊本、田の原温泉



ゆったりとテーマ曲が流れる。




クレジット



九州から―




                  





葛飾柴又へ




                  





寅が道を歩いていく。



クレジット 渥美清




                  







とらや





おいちゃん「さくら」

さくら「え?」

おいちゃん「寅に縁談だよ〜」



さくら「えーっ」




                  





おばちゃん「ちょっと本当かい」


寅、店員さんの服着て、仕事してる!!




                      改悛した寅。まじめ〜。
                  





さくら「どういう人相手は?」

博「うちの取引先で働いてる人なんだ」

さくら「知ってるの?」

博「ああ、知ってる、あの人ならきと兄さん気に入るんじゃないかなあ」

さくら「へ〜〜え」

寅「博、お前もバカだなあ、オレが相手を気に入るかどうかでなく、

相手がオレを気に入るか
どうかが問題
だろう?」

松村おいちゃんが昔言ってました(^^;)



                  





おいちゃん「よく言ったあ」おいちゃん…(^^)




博「わざわざ九州行ったのも
無駄じゃなかった
なあ」ヽ(´〜`;)あまいあまい




                  





さくら「そうね」冷静に冷静に…ヾ(-_-;)



クレジット 倍賞千恵子




                  





寅「なあ、さくら、考えてみると、オレも惚れた
 晴れたの年じゃなくなったなあ
」


博「やっぱり兄さんはいろいろと」


さくら「ねえ、その話どっから来たの?」


博「うん、うちの社長が持ってきた話なんだけどなあ、」






奈々子登場


奈々子「たしかこの辺だったと
  思うんだけどなあ
」



寅、奈々子を見て、目がハート、ついて行ってしまう。

これだよ、ダメだ…チーン、ナムナム ┐(-。ー;)┌




                  





博「そのー、吉田活版の…
 
あら?兄さんどこいった?」


寅の『反省』は早々と終了いたしました(^^;)





奈々子とらやに戻ってきて


奈々子「あ、ここだあ!さくらあ!」



さくら「奈々ちゃん!」




                  





奈々子「あたしさ、本当はもっと早く来る
  つもりだったのよ、そしたらさ、
」

さくら「うん」

奈々子「家を出てしばらくして
  忘れ物に気がついちゃってさ
」

さくら「ウフフ」

奈々子「慌てて引き返したのよ」

奈々子「ハ〜!フウ…おばちゃん、すいません、
   お水一杯お願いします、すいません、

  ハー…こんどはさ、
」



さくら「うん」



奈々子「タクシーをしろったらさ、
  こんどは道が混んで混んでさ、
」

奈々子さん江戸っ子なんだね。
ひろったらを
しろったらと言ってた。




                  





クレジット 木の実ナナ





以下渥美さんの顔真似を御堪能ください。




奈々子「もう途中でよっぽどあきらめようと思ったのよ、でも、
  せっかくじゃない、ちょっとでも顔見たかったの、

 



                  






でも、開演一時間前なの!



                  






もう私ってバカ、



                  





ほんん



                  





とに



                  







バカなのよ、



                  





もう、あ、お水、おばさん、お水ちょ、
…ああ、あの、おだんご!お団子一箱ください
」




おばちゃん「あ、はいはい」

奈々子、
クーーッと水を飲む。




                  





奈々子の横でず〜〜っと表情を真似る寅。



もう賠償さんも笑うしかないです(^^)




                  





奈々子「ああ、美味しい、ええ?

  …お兄ちゃんじゃない
」




                     倍賞さん笑っています(^^)
                  






                  







クレジット 浅草を舞台に




                  






SKDのあの歌声が聞こえる。




♪さくら咲く国〜さくらァさくらァ〜





クレジット レビューの踊り子と




                  







クレジット 寅さんの華やかな恋




                  





♪花〜は西〜から東〜からァー




クレジット 武田鉄矢




この留吉の真剣な目!こんなに真面目なのに
なぜか可笑しい。留吉も寅と一緒、
誰も止めれませんこうなったら(^^;)




                  





♪心〜厳しく〜溌剌と〜





浅草の劇場前





おなじみのキャストがクレジットされる。





                  





バックで留吉が踊り子にまとわりついてる。


寅「振られるのは時間の問題です!ねっ!」

あんたもな(−−;)



                  






♪さくら吹雪にィ〜麗しィ…




バックに奈々子の練習風景が出て、
ゲストのクレジット
、が出る。





                  




別の力強い歌がパッと入る



奈々子が踊ってるシーンをバックにクレジット



クレジット 恋か踊りか



                  





人生の哀歓を笑いの中に



                  





しみじみと描く 感動大作




                  






なんともエネルギッシュな奈々子



                  





寅と留吉がレビューを見入ってるのを
バックにタイトルクレジット



音楽盛り上がってパッと終わる。



男(赤)はつらいよ(黄)寅次郎わが道を行く予告篇(白)





                  





8月5日(土) 当劇場大公開



                  




ある意味とても派手な予告編である。
男はつらいよとは思えない華やかで艶やかな
勢いのある構成だ。あっという間に時間が過ぎていく。



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