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追悼 関敬六さん 面白名場面集







追悼 関敬六さん 面白名場面集 〈後編〉   〈前編〉はこちら 



ハハ、あれ、若いのと取り替えちゃったよ



第41作から第48作の中のポンシュウでなんといっても思い出深いのは、ポンシュウが女房
のイクヨさんとあっさり別れて若い奥さんをもらったことを寅に告げる場面だ。
寅との人生の違いをはっきり見せつけられたやり取りだった。

このあたりからは渥美さんの体調が油断ならない状態が続いたため、ロケでは関さんは
渥美さんと一緒にいつも撮影に加わっていた。





★第41作「寅次郎心の旅路」

みちのくで長雨でくすぶっているポンシュウと寅。

さくらの手紙に1万円が…。

ポンシュウ「あ!万札だ!久しぶりに酒が飲めらあ」

寅「バカ野郎!堅気の女が汗水たらして働いた金だぞ、
  てめらみたいなヤクザもんの酒代にしてたまるか!」


クレジットと歌の間

ミニコント

船の中、ポンシュウ若い女性に腕を組まれる。
喜ぶというよりとりあえず驚くポンシュウ(^^;)

これは笑いました(^^)


        
      ????

         




ラストで、富士山が見える三津港のそば、静岡県 気多神社の縁日で
ヨーロッパ製バッグという触れこみで安物カバンを売りまくるポンシュウと寅。
ひたすら『ヨーロッパ』を連呼するポンシュウ。
寅もオーストリアをオーストラリアと間違えても平気のへ。
ラスト、富士山が美しい。

ポンシュウ「はい!ヨーロッパだよ!ヨーロッパ!
       原っぱじゃないよヨーロッパ!」あ〜オヤジギャグ(^^;)

この二人の感覚はほんとプリミティブ。



             






★第42作「ぼくの伯父さん」

ラスト佐賀県小城町須賀神社の長く急な階段で
寅の易のバイに対してポンシュウはレンタル杖(1本50円)という上手い商売を
思いついていた。こういうところ、抜け目が無い。ポンシュウの性格が出た商売だった。



             






★第43作「寅次郎の休日」ラスト大分県玖珠町亀都起神社
で、ポンシュウと寅音楽CDをバイ。

ポンシュウ「
シーデーだよシ―デー



寅、「これでどうだ!」

手で5本出す。


         



女の子「え?50円!?」


寅「50円??非常識なお姉ちゃま」


寅「これ50円で売ったらオレたち首くくらなきゃならないよ。」


ポンンシュウ半泣きで首くくる振り(^^;)


          







★第44作「寅次郎の告白」


岐阜県中津川  小船で奥恵那峡下り木曽川を行くポンシュウ


          



ポンシュウの舎弟に『サブ』登場。
鳥取市へやってきた寅、ポンシュウ、舎弟のサブの3人は、若桜橋の近くで商売をする。

ポンシュウは寅と違って商売のために車も運転するし、何人も人を動かすなかなかの商売人。
寅は食べ物は一切売らないが、ポンシュウはラムネでもなんでも商う。家族がいるぶん寅よりは
稼がなくてはならないのだろう。
もっとも、稼いでもあまりお金を家に入れずにパッと派手に使ってしまいそうだが…。



          



ラスト近く。満男が無事に柴又へ着いたかどうかを
若桜(わかさ)鉄道安部駅 駅の公衆電話でさくらに確認した寅。
ポンシュウとサブはホームで汽車を待っていた。



          



月日は経ち、ラスト。

岐阜県蛭川 安弘見神社でのバイ。 杵振り祭りが有名。
サブが結婚と就職を決めてポンシュウと再会。

ポンンシュウも喜んでいた。


            


しかし…なぜかサブは第47作でまたポンシュウの舎弟やってたぞ??





★第45作「寅次郎の青春」
オープニング
歌の間

宮崎県青島で夢から覚めた寅は、
青島神社の赤い鳥居のそばで、ポンシュウと一緒に
置物やスーパーボール(ジャンプボール)をバイする。

ポンシュウが警察官に賄賂の千円を渡そうとするのがいかにも彼らしい。


           




ラストで岐阜、下呂温泉で寅と運勢のバイ。
ポンンシュウ相変わらず宮崎と同じマドロスの帽子被っている。


                  






そして 
★第46作「寅次郎の縁談」

オープニング、栃木県烏山町の田舎道で
ポンシュウとバスを待つ寅が花嫁行列と出くわす。
寅は例のごとくカッコつけなので、花嫁さんに渋い言葉をかける。みんな感激。

それを横でぽかんと聞いていた冷静なポンシュウは寅をからかう。


ポンシュウ「いやあ、そう言うことはな、立派なお屋敷を構えた
       旦那の言うことなんだよ。なんだおまえなんて、
       いい年して嫁の来てもねえやつがよ」

と、なるほどのキツイ一言。



            



寅も負けてない。

寅「オレはな、ポンシュウ、好きで渡世人家業やってるんじゃねえんだぞ。
  夢があるんだ夢が」

ポンシュウ「えー?」

寅「そこがオレとおめええの違うところよ」

ポンシュウ「よく言うよ フ…」




           




寅「ところでよ、おめえのかみさん幸せにやってんのか?」

ポンシュウ「かみさん?
イクエのことか?」

寅「
ん、去年か一昨年、えらくご馳走になったじゃねえか



           




ポンシュウ「
はは、あれ若いのと取り替えちゃったよ



寅「
取り替えたァ??



ポンシュウ「ああ」



寅「ケ、ツラも見たかねえな。とっとと消えてなくなれ、バカヤロ」

とポンシュウを押し倒す。




          




ポンシュウ転がって、道端でガックリ。

寅「ツラも見たかねえや」

ポンシュウ、シュン…(^^;)



ポンシュウに年頃の娘さんがいたことは第35作の会話で知っていたが、
奥さんを若い人と取り替えたとは驚き桃の木山椒の木だ。あちゃああ〜。

寅と人生観がある意味正反対。

でもよく考えると移り気なところは似てなくも無い。




          





その直後タイトル、

歌の間

国の重要無形民俗文化財に指定されている
栃木県烏山町の「山あげ祭」のシーンが映し出され、
寅とポンシュウがバイをしている。
寅は占い、ポンシュウはスピルバーグの怪獣おもちゃ。

渥美さんの怪獣の丸焼き食いのパントマイムは必見!


         



ラスト、ロケ地は小豆島土庄町の富岡八幡宮。


正月をむかえた富岡八幡宮。寅は、参道の石段の下で犬の
ぬいぐるみを売っている。そこへ、晴れ着姿の女性が恋人と通りかかる。
琴島の看護婦 亜矢ちゃん。
寅さんは彼女を見ぬき、ひやかし、お祝いにとぬいぐるみを亜矢に
プレゼントする。

ポンシュウは怪獣のおもちゃ

石段を登るふたりに「しあわせになれよ」と寅さんが声をかけ
満男が本格的に振られたことを確認しからかい気味に空に向って叫ぶ寅だった



         







★第47作「拝啓車寅次郎様」

オープニング 新潟県上越市春日山神社

歌の間


上杉謙信の居城である春日山城跡、春日山神社の鳥居のそばで、
寅、ポンシュウ、サブが暦をバイ。
ポンシュウの殿様スタイルのカツラが笑える。

サブは第44作でダンボール工場で働いて堅気になったんじゃなかったの?


        



そこへ武者姿の一団がやって来る。さぶがふとしたことから、
鎧をひっぱって壊してしまい大騒動。最後は上杉謙信公が登場し、穏便に決着。



ラスト近く。

雲仙温泉でバスを待つ寅とポンシュウ。


ポンシュウ「
♪無理して飲んじゃあいけえない〜と」と『おもいで酒』を歌う。

寅が以前励ましたことがある歌手と偶然再会。
その歌手こそがその『おもいで酒』を歌っていたのだ。

マイクロバスに乗せてもらったあともポンシュウは歌いまくっている。

こういう時、寅は決して歌わない。



           









★第48作「寅次郎紅の花」 

オープニング
美作滝尾駅駅が画面に現れる。駅舎内に入ってくるポンシュウと寅、
勝山まで切符を買った後、指でトンボを獲ろうとするが逃げられる。



          



美作滝尾駅から列車に乗った寅とポンシュウは、勝山町へやってくる。


御前酒蔵元の辻本酒店の試し飲みにおつまみ持参で現れ、日本酒をめちゃ飲みして
フラフラになり千鳥足で出てくる二人。


          





鹿児島 桜島近く  雨

寅はとらやに電話している。コードレス電話だ!

料理屋で『おはら節』を歌うポンシュウ。


♪花は霧島 煙草は国分 燃えてあがるはオハラハァ桜島〜




          





この姿と声がラストポンシュウだった。






以上、関敬六さん特集でした。

関さん 長い間ありがとうございました。




〈前編〉はこちら
















前編

追悼 関敬六さん 面白名場面集 〈前編〉


杯に映る明りを飲み干して今宵も歌おうよ我が友よ。


関敬六さんといえば、このシリーズではやっぱり印象深いのは『ポンシュウ』
最初は確か小島三児さんがポンシュウと呼ばれていたが、後半はもっぱら
関さんがポンシュウに定着した。
もちろん関さんはそれ以外でも、披露宴の司会者、野球帰りのとらやの客、旅館のお客、
タクシーの運転手さん、ウイーンの観光客、チンドン屋さん、などなど山田監督の
ニーズに応えてなんでもこなしてくれた。
でもやっぱりポンシュウが一番はまり役。

特に第35作「寅次郎恋愛塾」のポンシュウは存在感、笑いともに
実に印象深いものがあった。今回はその第35作を中心に今思いつくままに
この長いシリーズで関さんの出ていたシーンをつらつらと書いてみた。
一遍には書けないので今日は前編。明後日は後編。



第1作 さくらたちの披露宴の司会者。
 関さんの「諏訪…、諏訪ウン一郎さん」の名台詞はタコ社長の
 「諏訪んああ〜一郎」と並んで忘れがたい。
 
     



                






ポンシュウらしき役が定着しかけたのは第26作「寅次郎かもめ歌」から。

第26作 奥尻のシッピンのツネの死を知り、香典を寅に託すポンシュウ。
  このころはまだ名前をはっきりポンシュウだと決めていない。


              




第27作「浪花の恋の寅次郎」ではテキヤではなくとらやの客で登場。
  野球帰りの姿だった。大阪からきたふみさんをいろいろからかうのだ。




敬六さん「あー、美人だなあ!言うかいきなり(−−;)


敬六さん「姉さん、ここの店員さん?



               






★第28作では東京春日にある老舗旅館「章文館」の宿泊客。
 この旅館は私も受験の時に1ヶ月ほどお世話になった。


            




第29作では京都の葵祭りでピッタリコンを売る寅の横でラムネを売っていた。
 翌日は会津桐の下駄を売るが大量に売れ残って「三隣亡」と嘆く。
 まだまだポンシュウと名前が定かに決まっていない頃。


            




★第30作「花も嵐も寅次郎」では寅と一緒に 臼杵(うすき) 福良(ふくら)天満宮

寅の啖呵バイに対して「
菜っ葉の肥やしかかけ声(掛け肥)ばかり!
と面白おかしく野次る。


            



★第31作寅は佐渡の時代劇の夢を見ているとチンドン屋さんに起こされる。それが関さん。

女「なんだ?あの人?」
関さん「時代遅れよ〜」


               





★第32作「口笛を吹く寅次郎」ではまじめな備中高梁のタクシーの運転手さん役。



           





★第33作「夜霧にむせぶ寅次郎」では寅と一緒に盛岡から北海道に渡り根室までバイをする。
 宿に女の子達を連れ込んだりしてスケベぶりを発揮している。





★第34作「寅次郎真実一路」では昨日コラムに書いたあのラストシーン!
 鹿児島県 吹上町の 伊作駅で
 廃線になった汽車をいつまでも待つポンシュウと寅のお笑いが出色の演出だった。

 線路無き枕木だけの道を笑いながらヨタヨタ歩くふたりの背中。いいねえ〜。


           





★そしてついにポンシュウ大活躍の第35作「寅次郎恋愛塾」

この話はポンシュウが準主役と思えるほど出番が多い。


長崎県、上五島での顛末はこのシリーズでポンシュウがもっとも活躍した話。

はっきりポンシュウと何度も寅から呼ばれ始めるのもこの頃から。
 
寅「おいポンシュウ!ここどこだ?」

ポンシュウ「九州だろう?」

この物語では焼酎を一気飲みしたり、タコの料理をしようとしたり、歌を歌い、踊り
、墓を掘り、教会の燭台を盗み、教会で懺悔と奉仕の日々と、もう大活躍。


上五島 (中通島)

寅とポンシュウは一人の老婆と縁ができる。それが若菜さんのおばあちゃん。

ポンシュウ「もったいないことしちゃった
       焼酎一気飲みしちゃった」

ポンシュウ「板前の修業したことあるんだよ」


そして夜、

若菜さんのおばあちゃんの家で
あの何とも不思議なポンシュウの歌と踊りが始まるのである。


おばあちゃんにとっては生涯の最後の夜であり最後の宴。


このポンシュウの踊る影に神様の気配を見たのは私だけではないだろう。

       



ポンシュウ「
♪あ、それェ、あ、それェ!

       杯に映る明りを
       飲み干して、
       今宵も歌おうよ 
       我が友よ〜

       楽し さわぐ酒の中から
       浮いてくるくる
       酒の中から 
       どんとどんとどんと!♪



              


            杯に映る明りを、飲〜み干してェ〜

         




             今宵も〜
       



                   う〜たおうよ、

        




             
我が友よお〜
        



             たああ〜のし
         



          さわぐ、酒の中から
        




           
浮いてくるくる
       




このポンシュウの歌と踊りには『白魔術』の気が間違いなく入っていた。
見る者聴く者の心を解きほぐしてくれる力があった。
おばあさんに対しての最後の日のはなむけのために神様がポンシュウの姿を
借りて歌い踊ってくれたのだ。

ポンシュウはあの踊りの時神聖な神様だった。嘘のような本当の話。

「寅さん、じゃったね…。
あなたにも神様のお恵みがありますように…」

その深夜 おばあさんは寅に見取られながらロザリオを握り締め天国に召された。



そして、翌日おばあさんの墓を掘ってやるポンシュウと寅。
久しぶりの汗を流した肉体労働のあと
おにぎりを美味そうに食べる二人。



          



ポンシュウ「うめえなあ!」

寅「
働いた後だからな。
  労働者ってのは毎日美味い飯食ってるのかもしれねえな


ポンシュウ「そうだな」

久しぶりに充実した日々を送る寅とポンシュウ。


しかしそのあとが悪かった。

宿で若菜ちゃんのことをめぐって大喧嘩。

ポンシュウ「しかしいい女だったな〜 あの孫娘。
       喪服着た女ってのはたまらねえな。なあ寅」

寅「…。オレはおめえと一緒の旅はやめてえな」

ポンシュウ「あ〜??」



         



寅「仮にだ、おまえが死んで葬式の時、
   お前の娘が喪服を着てボロボロ泣いてるのを、
   どっかの助べえ野郎が『いい女だなあ』
   そう言ったら、棺桶の中にいるおめえは腹が
   たたねえのか?

ポンシュウ「へへへ、そんなたまじゃねえや。
       オレが死んだって涙なんか流すもんか
       あのバカ娘は!」

(ポンシュウに娘がいたことがわかる!)

タオルを投げつける寅

ポンシュウ「な、なにすんだよ!」

寅「親の死を悲しまねえ娘がどこの世界にいるんだ!
  てめえそんなこと言ってるとバチが当たるぞ!」

ポンシュウ「へ、偉そうな口ききやがって、悔しかったら
       娘持ってみろ!なんだい、女房も持てねえくせによ!」

寅「それを言っちゃおしめえよ!てめえの面は二度と見ねえ!」


と宿を出ていく。

ポンシュウも怒って階段を下りていった寅に

ポンシュウ「おめえまたあの娘に惚れたのか!
       いい年こきやがって!へッヘェー!!」




そして物語は起承転結し、ラストシーン。

上五島 青砂ケ浦教会

そして寅はラストで、もう一度懐かしきあの上五島町奈摩郷小字青砂ケ浦
の小高い丘を切り開き、奈摩湾に臨んでそそり立つ煉瓦造りの青砂ケ浦教会を訪れる。
ここは若菜さんのおばあさんのお葬式が行われた場所だ。


神父さん「ポンシュウさあ〜んお迎えが来ましたよ〜!」

寅「???」


へとへとに労働やつれしたポンシュウがなんと教会にまだいた。

ポンシュウ「寅!寅じゃねえか!」

寅「なにやってんだおまえ??」

ポンシュウ「聞いてくれよ」

ポンシュウ「墓掘ってからよ、全く運が落ちてよ、全然稼ぎにならねえんだ。
       つい、でき心でこの教会忍び込んで銀の燭台盗んで、
       御用なっちまったんだ」


           



寅「なんてことするんだこのバカ!」

ポンシュウ「警察にやってきたあの神父さん、なんて言ったと思う。
       『
この燭台はこの人が盗んだものではありません。
        私が差し上げたものです

       それ聞いてよ、さすがのこのオレも心を入れ替えて
       恩返しでここで働いているんだ。

それって
ーゴーの「レ.ミゼラブル」のパクリだよ(^^;)


寅「…」


寅ポンシュウの耳をひっぱって

寅「こっちこい」

ポンシュウ「あたたた  なにすんだい」


           



寅「神父様 ありがとうございます。
  どうぞこの男を
一生奴隷としてこき使ってやってください」

ポンシュウ「…!」

十字をきる寅

寅「ありがとうございます」

ポンシュウ「!!お、おい!それはないよおめえ、
       いままで一生懸命務めてきたんだ。
       このへんで帰してくれるようにおめえからも頼んでくれよ、な」


寅「ポンシュウさん...、」

ポンシュウ「え?」


寅「
あなたにも神のお恵みがありますように。

   さ や う な ら 
(^^;)

と、十字をきる寅

追いすがるポンシュウ。


           




ポンシュウ「冷たいこというなよ寅 頼むよ頼むよ!」



          



テーマ曲高鳴って


「終」







★第36作「柴又より愛をこめて」では

 会津高田でバイをしている寅とポンシュウたち。




第37作「幸福の青い鳥」では

山口 萩城 平安橋でポンシュウたちとバイ

そのあと、下関 赤間神社で
コンピューター占い

寅は鳥笛

寅「おまえのこのおみくじちょっとやってみるか」

ポンシュウ「あー、当たんねえ!当たんねえ!」


           



その直後ポンシュウお客さんたちに

ポンシュウ「はーい、最新式コンピューターだ!
       おばちゃん絶対当たるから、絶対!」(^^;)





第38作「知床慕情」では
 岐阜長良川でポンシュウと寅は花火を売っている。

 夏バテ気味のポンシュウ 寅に花火売ってもらってサクラしていた。


           




第39作「寅次郎物語」では茨城県板橋のお不動さんで、
  寅たちと一緒にバイ。


          



ラストでも三重県伊勢 二見ケ浦で寅たちとバイ。

寅「人間は何のために生きてるんだ?」

ポンシュウ「なんのためかなあ??」一応考えるふり(^^;)

寅「ダメだダメだ!いい、いい、おまえの頭だから考えなくていい」(^^;)

          
なんのためかなあ…(^^;)
        




第40作「寅次郎サラダ記念日」では小諸で寅と一緒にスポーツ用品を売る。
 その時、泥棒(笹野高史さん)に合うがラストでなんと遠く島原でその泥棒と再会!

 早稲田の学生帽で運動用品をまたもや泥棒に試着させてしまうポンシュウ。



       



いつかの小諸の泥棒に気づく寅。

逃げる泥棒

追いかけるみんな。






明後日は後編 第41作から48作までの関敬六さん を紹介しましょう。


「追悼 関敬六さん 面白名場面集」〈後編〉はこちら


8月24日に寅次郎な日々その246関敬六さんの背中」をアップ






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